GIO ignore-hosts:ホスト名と IP アドレスは別々に照合される
同じサービスを指していても、GIO があるホスト名をプロキシ経由にし、その数値 IP アドレスをバイパスできる理由を解説します。
GIO ベースのクライアントは 192.168.40.12 へは直接接続しますが、reports.example にはプロキシを使います。DNS ではこの名前がそのアドレスに解決されます。バイパス用リゾルバは、経路を選ぶ前にその名前解決を行う必要はありません。
GSimpleProxyResolver は照合規則が別々であることを明記しています。ホスト名の除外は名前で識別される宛先に適用され、IP の除外はアドレスで識別される宛先に適用されます。
192.168.40.12 だけを ignore-hosts に入れた場合、数値の宛先はバイパスできますが、ホスト名はバイパスされません。アドレスをサブネットの項目に広げても、それがそのサブネット内で解決される名前の一覧に自動的に変わるわけではありません。
両方の表記を直接接続にしたい場合は、実際に使う側が対応している形式で両方の意図を表現してください。除外が GNOME の設定に由来する場合は、別々のリスト項目として保存します。名前の除外は要件が許す範囲で狭く保ってください。便利な広いドメイン規則は無関係なサービスまで除外してしまいます。
これは GIO リゾルバの仕様であり、GNOME デスクトップ上のすべてのアプリケーションに通用する普遍的な規則ではありません。別のブラウザや HTTP ライブラリは、別のリゾルバ、PAC スクリプト、明示的なプロキシ設定を使うことがあります。
壊れたサブネット解析を疑う前に、URL の表記、選択されているリゾルバ、有効なプロキシモードを比較してください。アドレスによる直接接続の成功は、そのアドレス指定の要求に関する有用な証拠です。ただしそれ自体は、名前による要求がどう分類されたかを何も語りません。