CPAN にはミラーの選択とプロキシの選択がある
CPAN のミラー URL を変えてもプロキシは無効にならず、CPAN no_proxy はホストの一覧であって、万能なオンとオフのスイッチではない。
CPAN のダウンロードは HTTPS ミラーを使いながら HTTP プロキシを通ることもある。この二つの呼び名は別の接続を指す。要求するミラーと、そこへ到達するために使う仲介者だ。
対話式 CPAN クライアントでは、urllist がミラー一覧を管理する。これを調べれば、予期しない FTP の試行を説明しやすくなる。一覧を変えても、それだけでプロキシが無効になるわけではない。
o conf urllist
o conf http_proxy
o conf no_proxyこれらは確認用のコマンドだ。稼働中の組織の設定を古いミラー一覧に置き換える前に、その出力を読んでほしい。
古い手順書にはとりわけ紛らわしい近道がある。o conf no_proxy 1 だ。CPAN のマニュアルは no_proxy を、プロキシを避けるべきホストやドメインのカンマ区切り一覧と定義している。「すべてのプロキシを無効にする」という真偽値のフラグとしては文書化されていない。1 という値は、このコマンドが約束しているように見える一般的な方針を表していない。
直接ダウンロードするなら、実際のダウンロード経路がどのプロキシ設定とどの継承環境を読むのかを確かめ、そのうえで該当する経路を意図的に外すか迂回する。プロトコルを変えるなら、代わりに適切で到達可能な HTTPS ミラーを選ぶ。どちらの作業も証明書の検証を無効にする必要はないはずだ。
意図した設定が固まったら、o conf commit で保存する。ここで扱っているのは対話式 CPAN クライアントである。cpanm は独自のダウンローダー選択を持つ別のプログラムだ。